童貞のデリヘル体験記@緊張の電話と指名
投稿者名:DT/掲載日:2018.07.17/投稿NO:42
彼女居ない歴=年齢。生身の女の子と話したこともロクにないコミュ障。ニート歴あり。PCは勿論親友。知識だけは無駄にある。健全な男子としての性欲もある。典型的なキモキャラだ。
調べた結果、生身の女の子と触れ合ってみたいこじらせ童貞にはデリヘルが良いのではないかと思った。
ちなみにここから先に書くデリヘル知識はネットで得たもので体験から得たモノではないので悪しからず。
いざ利用しようと思っても電話すら緊張して、心臓がバクバク、手足はガクガク震える。ネットではこんな体験談は書かれていなかった。
今はネット予約もあるが、初めてで勝手もわからないのにネット予約は怖かった。
家にいるから電話出来ないのだ。そう思いデリヘル待機所がある場所の近くまで向かった。
コンビニに入って1Lのペットボトルを一気飲みし、意を決して電話をかけた。
これを大袈裟と思う奴はリア充だ。これがこじらせ童貞コミュ障の本音だ。
店員はすぐに電話に出た。
店員「もしもし?」
え???店名とか言わないの??この時の緊張は死ねるレベルだ。
俺はなんとか「あの、〇〇(店名)ですか?」と聞いた。
「はい。そうです」店員は明るい口調と愛想の良い声だった。少しだけホッとできた。
「あのっ、ネットを見て電話したんですけど」
「はい、ありがとうございます。当店のご利用は初めてですか?」
「はい。というか。デリヘル初めてです」
「そうなんですね。当店を選んで頂いてありがとうございます」と店員がテキパキとシステムなんかを説明してくれた。
女の子は正直どう選んでいいかわからない気持ちを伝えた。
「うちのNO.1が15時からキャンセル入りまして。気立てがよく、自信を持ってオススメできますよ。指名料も初回サービスでかかりませんし、1時間ホテル代込みで2.5万でご案内できます」明るく言ってきた。
もちろんラブホなど行ったことのない俺。ホテ込コース有りのお店を選んでいた。
心配もあったが、今の俺には容姿より性格が良い方が大事だ。気立てが良いならと店員に任せた。
それから指示通りに指定のホテルへ向かい電話で部屋番号を伝えた。
ホテルも初めてな俺は落ち着かなくてウロウロしていた。本当に今から女の子と2人きりになるのか・・・。本当に来るのか?
緊張もMAXなとき、チャイムが鳴った。震える手でドアを開けると、俺は凍りついた。
スラッとしていてモデルのような綺麗系の小顔の女の子が立っていた。こんなキレイな子と2人きり・・・?無理だ。今なら死ねる。
「こんにちは」と優しい笑顔。ブサメンの俺に笑顔。天使がいた。
どうにか挨拶はしたが、沈黙になってしまった。
「シャワー浴びましょうか」という彼女の言葉にあわあわして「あ、いや、その・・・」とハフハフなりだした。俗に言う過呼吸だ。
ヤバイと思った時、彼女が一瞬戸惑いながらも「大丈夫です。大丈夫ですよ」と持っていたコンビニの袋を口元に持ってきてくれた。もう本当に殺して欲しい気分だ。
膝枕の状態で、落ち着くまで優しくずっと声をかけ背中をさすって介抱してくれていた。
迷惑をかけた。俺が風俗デビューなんかおこがましかったんだ。
どうにか落ち着いてきた。 「ご、ごめんね・・・」顔を上げると穏やかに微笑む彼女の顔があった。それと同時に彼女のアラームが鳴った。10分前だ。
「何も出来なくてごめんなさい」と言ってきた。悪いのは俺なのに。
「良かったらコレ。次は今日の分も頑張りますよ」と名刺をくれた。出勤予定日と時間が書かれてあった。
店員が薦めた理由がわかった。本当に嫌な顔1つせず適切な対応をしてくれるいい子だった。 これでデリヘル体験1日目が終了した。